書籍
ぼくどうして涙がでるの
表紙イラスト:内藤ルネ

阿川佐和子さん推薦!
「答えられない、だから私も涙がとまらない」


昭和36年の12月、元気だった妹を心臓病がおそった。
手術をしないと2、3年の命とつげられたものの、
何度も手術が延期になり、妹の心は荒むばかりだった。
そこで妹のために兄がとった行動が
新聞で紹介され大きな反響を呼ぶことに……。

妹の病室で知った生まれつき心臓の悪いこどもたちと交流を重ね、
「なんとかしなければ」という兄の純粋な想いが
日本中に広がり、日活で映画化された不朽の名作。

のちに差別や偏見の目と戦いつづけ
「薔薇族」を創刊した著者の原点ともいえるドキュメンタリー。

「妹は、ぼくにいろいろなことを教えてくれた。
妹が病気にならなかったら、
ぼくは生まれつき心臓の悪い子ども達の存在など知らずに過ぎただろう。
そして、こうまで夢中になって本など書かなかった。
ぼくの目を大きく社会に向けさせてくれたのは妹なのだ。」(本文より)



田中和雄君という生まれつきの心臓病をもつ五歳の坊やと
伊藤さんの心の交流は例えようもなく清らかで優しく、それだけに悲しい。
今、私は静かに読み終えて壮重なバッハの曲や、
モーツァルトの清烈な音楽を聞いたあとのような優しさに心をひたしている。
大いなるあたたかさが、ひたひたと私に押しよせている。
―――内藤ルネ



<著者プロフィール>
伊藤文学(いとう ぶんがく)
1932年東京生まれ。
1965年の『ぼくどうして涙がでるの』は
日活で映画化、ヒットし、本もベストセラーになって
心臓病の啓蒙に多大な貢献。
同じ頃より同性愛の問題に取り組み、
1971年に日本初の同性愛雑誌『薔薇族』創刊。
世の中の偏見と戦う。
著書に『『薔薇族』編集長』(幻冬舎アウトロー文庫)
『薔薇族の人びと』(河出書房新社)
『裸の女房』『やらないか!』(彩流社)ほか多数。

伊藤文学ブログ  http://bungaku.cocolog-nifty.com


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【終了しました】
「ぼくどうして涙がでるの」の出版を祝う会
日程:2013年12月7日(土)
場所:キャバレー「白いばら」
中央区銀座3-5-18 電話03-3564-0967
受付:午後4時~
開会:午後4時45分(終宴 午後7時)
会費:¥10,000(著書進呈)
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